子育てにおいて、ママはいつも子どものことを考えて一生懸命ですよね。
一生懸命であるがゆえに、いつの間にか子育てがしんどくなった経験はありませんか?
と知らず知らずのうちに自分を追い込んでしまっています。
子どもが生まれる前は、私も子どものために良いママになって子どもにはのびのび育ってもらいたい!と、いくつも理想を掲げていました。
(そもそも、良いママって誰から見た❝良いママ❞なんでしょうね(笑))
いざ子どもが生まれ、私の子育てに抱いていた理想はガラガラと音を立てて崩れていきました。
そうです、理想はあくまでも理想に過ぎません。
理想を高く持てば持つほど、現実とのギャップに悩むことが多くなりますよ~!
ママの思うようにいかないのが子育てです。
子どもとの関わり方を知りたいママや、これからの子育てを今よりも楽しみたいと思っているママ必見ですよ
こんなママに読んでもらいたい
- 現在、0歳から6歳頃までのお子さんを育てているママ
- 子どもにいつもイライラしてしまうママ
- これから成長する子どもにどういうふうに関わっていけば良いのか知りたいママ
- ママ自身に笑顔になってもらいたい
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本のタイトル、その名も『マンガでやさしくわかる 子育てコーチング』
特に、子育てでなかなか自分の時間が取りにくいママにとってはマンガで実践方法などが具体的に書いてあるとサクサク読めるメリットがあります。
さて、この本のタイトルに目を向けると、❝おや?子育てコーチングっていったい何だろう…❞と思うかもしれません。
年齢に応じた言葉がけの方法
0歳
言葉もまだ理解ができない赤ちゃんの時期って、言葉がけするのって難しいんじゃない?と思われるママは多いような気がします。
でも、言葉だけがコミュニケーションでしょうか?
実はコミュニケーションの方法はたくさんあるんです。
日頃からたくさん話しかけたり抱っこして触れ合うこと、童謡などを歌ってあげたりしてママが愛情を注ぐことで、赤ちゃんがママへの安心感や心地いいと思う自己肯定感を感じます。
私は、赤ちゃんだった長男を抱っこひもで一緒に近くのスーパーに買い物に行ったりした時に自分が目に入ったこと、耳に入った音などをよく話しかけていました。
『今日は風が強いね~』
『鳥さんが鳴いてるよ』
『犬さんがお散歩してるねー』
とか、傍から見ると独り言のように見えるかもしれませんが、赤ちゃんにとってはママが自分にたくさん話してくれてると感じて安心するんです。
1歳
1歳になると、だんだんと動き始めていろんなことに興味を持ってくる時期。
興味を持ったものにすぐ手を伸ばしたり、口に入れたりします。
容易に子どもの手が届くような場所に物を置いとくのは、心配になりますよね。
好奇心がだんだんと表われて、ママは子どもが危ないことをしないかハラハラしがちです。
子どもについつい『これはダメ!』と言ってしまうのを、ちょっと一呼吸おいてみませんか?
子どもは、何が危ないのかをまだ理解できません。
もちろん、危険なこと(命にかかわる危険)があれば『○○だから、危ないよ』など理由を話してあげたり、『~ちゃん(くん)がケガしちゃったら、お母さん悲しいなぁ』と語りかけてみるようにすると、子どもはだんだんとこれは危ないことだとわかってくるんです。
私は、落ち着きがなく好奇心のかたまりだった長男の1歳の時にこんなふうに関わり方があることを知っていれば、自分の子育てにつまづくこともなかったかもしれませんね。
とにかくなんでも目に入ったものに衝動的に走って行ってしまう長男に、自分がついていけなくて、『この子は私を困らせているんじゃないか?』と思ったぐらいでした。
今思えば、1歳の頃の長男はいろいろな事に人一倍関心が強かったんだと感じました。
子どものやる気をうまく伸ばしてあげたいですよね。
2歳
子育てで、第一の関門とも言えるイヤイヤ期。
イヤイヤ期というと、なんだかネガティブに聞こえますよね。
2歳の時期は、だんだんと自分一人で❝あれしたい、これやってみたい❞という自己主張が出てきてその主張をコントロールする『自己主張訓練期』とも言われるそうです。
一人でやりたいのに、ママや周りが手伝ったりするとへそを曲げたりして、子どもの機嫌を損ねてしまうことも多くありませんか?
自分のこだわりが強く表れるので、周りは見守るようにしたり、もし急いでいてそんな見守る余裕がない時は、『一緒に手伝っていいかな?』などとスムーズに物事を済ませれるように誘導できるとママも子どもも良い関係が築けると思います。
…とはいえ、実際はそううまくはいかない事ばかりです。
遊びたい盛りの2歳の長男と、私は生まれて半年の長女を抱っこひもで抱っこしてお昼過ぎに近くの公園にいき、滑り台や砂場で遊びに夢中でした。
夕ご飯の支度もあったので、さぁ帰ろうと言うと『まだ公園にいる、もっと遊びたい!』としばらく公園でイジイジしていました。
私もすることがたくさんあるのにこれ以上待ってられない!!としびれを切らし『もう遊びに来ないからね!!!』と長男の手を引っ張って帰った記憶があります。
ママも子どもも、両方が笑顔になれる方法があると思います。
試行錯誤しながら、いい方法を見つけていきましょう
3歳
一人でやりたい、自分でなんでもやるという気持ちが以前よりも強くなってきます。
ママの見守りも大切ですが、子どもの気持ちを主張してあげたい時期です。
子どもが自分でやって失敗やできなかったときは、『じゃあ、こうしようか』とほんの少しだけ手助けをして、それができた時に自分でできたという自信をもつことができます。
自信とは❝自分を信じる❞と書きます。
子どもの自信の芽を育てることがママや周りの重要な役目になってきますね。
4歳
4歳になると、だいぶ自分で自分のことができるようになって、大人の人のお話も聞けるようになります。
この時期にガマンができることやお約束を守るなど、決まりやルールがあることを教えたり、お約束もほんの小さなお約束から守れるようにできると子どもの自立の心が育ちます。
小さなお約束は、例えば『お話をする時は、遊んだりせずにお話をしている人の方を見る』とか『ご飯の時は、遊んだりしない』など、最初はスモールステップでお約束が守れた時は、『お約束が守れたね!』と認めてあげると、子ども自身もまた次も頑張ろうとやる気にもつながりますよね。
5歳
保育園でいうと、年中さんですね。
このころは子ども同士、お友達との関わりも多くなってくると思います。
友達同士の遊びや関わりで、相手の気持ちを考えたりして相手を思いやる心が育つ時期。
私は、長男によく言っていた言葉があります。
『自分がされていやだなぁと思うことは、お友達にはしないんだよ』
お友達に意地悪をしたりすると、お友達はどんな気持ちかなぁ?と一緒に考えたりして、嫌な気持ち、悲しい気持ちということを気づかせ、どうしたら良いのかを長男に考えてもらうようにしていました。
なかなか思うようにはいかないことも多いですが…。
こうしたら嬉しいよ、あぁしたら悲しいからイヤだなぁと感情を伝えるような言葉がけをしていきたいですね。
6歳
6歳の頃は、自分である程度自分の身の回りのことはできるようになってきます。
ママとしても、子どもに手がかからなくなってくるのもこの時期からだと思います。
目を離しがちなこの時期だからこそ、ママの気持ちを言葉にして子どもに伝えることが大切なんですね~!!
『あなたが大好きよ!』『生まれてきてくれてありがとうね~』など言葉で伝えたりギュッと抱きしめたりして、子どもの自己肯定感(自分はここにいて良いんだ、ママやパパに自分は愛されているという価値感)が育まれます。
なかなか、子どもに生まれてきてくれてありがとうとか面と向かって言うのはなんだか恥ずかしい気持ちもありますよね。
そんな時は、ただギュッと抱きしめるだけでも愛情って伝わるものです。
最近、抱きしめることが少なくなってきた!!というママ、ぜひ子供さんをギューッと抱きしめてあげてください
人のぬくもりって最高の癒しになりますよ♪
コーチングを子育てに生かすには?
まずは、子どもをじっくり観察、どんな時にどうやっているのかをよく見てみて下さい。
これがけっこうおもしろい発見になったりします。
もちろん、ママの時間の余裕と心の余裕がある時ですよ!
私は、自分の子育てに自信がなくなった長男の2歳ごろに、頭ごなしにこれはダメ、あれはやめてとせっかくの自分でやりたいという気持ちを受け止めることができませんでした。
成長の段階で、過ぎてしまった2歳の頃はもう戻りません。
でも、つまずいたところはやり直せばいいという事が、この子育てコーチングの本の中にたくさん詰まっていました。
人はいつでも変われる力を持っています。
それは大人も子供も一緒です。
子育てに正解はないので、ママが気負いせずにゆったりした気持ちで子どもと接することで子どもは持っている才能を伸ばすことができるんです。
最後に…
本を通して、私がここにオススメしたいと思った子育ての名言をいくつかご紹介しますね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたらしい子育てを子どもさんと一緒に作り上げて下さいね
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