子育てをしていて、ママの一番の大きな悩みって何だと思いますか?
『自分のことをわかってもらいたい…』
子育て中のママは子どものために家族のために頑張っているのに、なかなかその頑張りを認めてもらえなかったりすることが多いように感じます。
ワンオペという言葉の通り、ほとんどママ一人で家事をして育児をする環境が増えてきた現在。
そんなママのこころ、疲れきっていませんか?
そこで今回は、これからご紹介する一冊の本が私と主人とのモヤモヤや子育てのイライラした気持ちをスーッと楽にしてくれたことをお話していきます。
タイトルは【話を聞きたがらない夫 悩みを聞いてほしい妻】
正直、このタイトルを見た時は思わずドキッとしました。
衝撃的なタイトルじゃないですか?
内容を読む前に、表紙で読者の心を惹きつける
読みたくなるようなタイトルに惹かれて、すぐに購入をした読者(私)。
私のような、悩みを誰かに聞いてほしいと思っているママさんに少しでもモヤモヤしている気持ちが軽くなれば幸いです。
夫婦って、なんでも相談するものじゃないの?
私の言ってること、全然伝わってないような気がする…
同じことでいつもケンカしていて何の解決にもならない、どうしよう。
など、実際に私が感じていた悩みです。
こんな人にぜひ読んでもらいたい
- 子育てに孤独を感じている。
- 自分だけがなんだか頑張っている気がして、モヤモヤする。
- 子育てでご主人さんや誰かに相談したいけど、うまく言えない。
- 何に対しても一生懸命しているのに、うまく伝わっていない空虚感。
- うまく手を抜けないママさん(⇇実はこういうママさん多いです)
この本を読もうと思ったきっかけは?
ヤンチャすぎる長男に、頭を抱えていた子育て。
子育ては自分の思うようにいかないのはわかっているけど、男の子ってこんなにチョロチョロ落ち着きがなくて、危ないことばっかり…。
子育ての悩みを主人に相談してみるも、いつの間にか子育てのことではなく自分の大変さを爆発させていました。
誰でもいいから私の悩みを聞いてほしい。
思い返せば、『このモヤモヤしていっこうに晴れない気持ちをわかってよ!!』と主人にぶちまけていたので、話を聞くにもきけないはずです。
悩みを解決する方法はないのかなぁと思っていたところに目に留まったのがこの本でした
子育ての不安ってどこから来るの?
そもそも、子育てに正解はありません。
子どもの数だけ、子育ての方法があります。
正解がないからこそ、自分の子育てこれで良いのかな?と悩んだり不安になったりすると思いませんか。
実は、子育てを頑張りすぎているママさんに多いんです。
自分の子どもにこんな子に育ってもらいたいと思う理想に少しでも近づきたいのに、現実はそう上手くいかない。
自分の親との関係が原因になっていることが多いというふうにこの本の著者である精神科医の岡田尊司先生は仰ってます。
つまり、ママの子どもの頃の育った環境ということ。
子どもを産んで、最初から誰でも立派なママだったら悩みなんて生まれないと思います。
子育ての悩みはそれぞれ違うかもしれません。
子どものことを大切に想っているなら、ママ自身の心のケアは最も優先すべき重要なことだと私は感じています。
相手は違う考えの人格の持ち主
こんなことを聞いたことはないですか?
■女性は感情で動く生き物:同じような悩みがあると、「そうそう!わかる!!」と相手に共感するのを大切にしています。
■男性は結論を求める生き物:相手に共感するというより、話を良い方向に導くのを大切にしていると考えます。
夫婦は、なんでもわかっている一番の理解者でありたいですよね。
特に女性は、相手に理解してもらいたいという思いが高ぶって思わずケンカ腰になってしまいがち。(私がそうでした)
それに対して主人は冷静沈着。
物事をちゃんと見て、「それで?結局どうしたいの?」と話を落ち着かせてくれます。
話を聞きたがらない夫とは、妻が一方的に感情をぶつけてくることに対して少し距離を置くようなイメージです。
家族であり、大切なパートナーを想わない人はいません。
それは妻であるあなたも同じことが言えます。
悩みを聞いてほしい時、どんなふうにご主人さんに接していますか?
感情に任せてしまっては、悩みを解決するどころかあらぬ方向に話が反れていきますので、まずは相手が話を聞ける環境を作りましょう。
そして、子育てのどんなことで悩んでいるのかを具体的に話をして、その解決方法があるなら相手の話に耳を傾ける。
これは、ご主人さんだけでなく、子どもにも有効な手段だと思います。
話がわかる年齢(3歳頃)から、簡単な言葉で言ってみる。
危ない事、守ってほしい約束事など、話をしっかり聞くというステップから踏んでいくと子どもも「今は話を聞くときなんだ」と理解できるようになっていきます。
まとめ
子育ては一生と言います。
夫婦の会話、子どもとの会話が家族の関係を良くするものと言っても過言ではありません。
一日をふり返って、どんなことがあった?とか何気ない会話からでも良いです。
相手の事を理解しようとする気持ちと、自分が毎日をよりよく過ごすためのいわばコミュニケーションの教科書とも言える一冊です。
ぜひ、機会がありましたら読んでみて下さい。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
コメント